WIE小論文navi:一橋大学小論文講座(推薦)

お待たせしました。現在、新年度(2022年度入学者対象)入試対応講座を開講中です。
基礎学習を希望される方は、入門小論文講座を受講されるか、自習用教材のご利用をお勧めします。

・2021年度一橋大学入試を振り返って

 2020年の本講座受講生のうち、6回ある添削機会のなかで、5回以上提出された方は全員合格しておいでです。小論文対策は早めに取りかかり、講座の課題はすべて消化することが、合格への道と言えるでしょう。

WIE受講者の合格実績はこちら

3年分程度の過去問演習では不足ではないか、また想定問題の演習をすべきではという疑問には、それぞれよくあるご質問でお答えしています。

開講講座と料金・お申込

講座名:一橋大学小論文講座(推薦) 添削問題数 料金 お申込
法学部:推薦 3年分 ¥26,000
経済学部:推薦 3年分 ¥50,000
社会学部:推薦 3年分 ¥26,000
商学部:推薦 3年分 ¥42,000
上記以外の応募書類・提出書類の添削     こちら

※リストにない学部学科は、問題手配依頼小論文でお取り扱いします。

※お申込の際は、通販法表記を必ずご確認下さい。

合格者のコメント(クリックで詳細を表示します)

T・S様(2021年一橋大学 法学部合格)

  この度、一橋大学法学部に学校推薦型選抜で無事合格し、進学することになりましたのでご報告申し上げます。
過去問題がほぼ公開されていない中、三年分の過去問題を完全な形でご提供くださり、また添削もしてくださった貴研究所には、本当に感謝しております。安永先生の添削はとても丁寧で、論証に失敗している点をきちんとご指摘くださり、具体例とともに改善の方向性をお示しくださったこと、また論証に問題がない点についても「もし逆の立場をとるなら…」といった発展的なアドバイスを下さったことが特に良かったです。これまで小論文のレクチャーを受けたことがなく不安でしたが、実際に志望校の過去問題を解き先生の添削を受けたことで、当日は比較的落ち着いて試験に臨むことができました。当日書いた答案は100%満足のいくものではありませんでしたが、添削でご指導いただいたことを思い出しつつ、明確でしっかりとした論証ができたと思います。また、試験前ギリギリに提出した答案を(郵便での受講だったにもかかわらず、より早い返却のため)メールでもご返却くださったことにも感激しました。
 私の合格は、ひとえに貴研究所のご指導のおかげだと感じております。ありがとうございました。大学進学後もまたお世話になることがあるかもしれませんので、その際はまた何卒よろしくお願いします。


受講対象とコンセプト


難易度:難関レベル

一橋大を推薦入試で目指す方に。
一橋大推薦入試の小論文過去問に取り組むことで、合格を目指します。

取り組む過去問は、過去3年分です。

  • 受講期間は、ご入金確認日より1年間です。
  • 各講座それぞれ、19~21年の試験問題を演習します。
  • 添削指導とテキストの2本立て。
  • テキスト内容は「小論文の書き方」+志望先ごとに個別の「傾向と対策」。
  • 志望先学部・学科の講座が選べます。
  • 英文での出題がある場合、英文問題も演習します。
  • 個々の文章・思考力の養成とともに、大学側の出題意図や近現代の思想動向に関する知識も補強します。

受講の前に…

初めて小論文対策に取り組まれる方には「入門小論文講座」を受講してから大学別講座を受講されることをお勧めいたします。
特に高校3年生の1学期までは、専門性の高い過去問演習をするよりも「入門小論文」で論理的な文章を書くための基礎を学んでいただくことが重要です。その後で夏休み以降に、志望校の過去問に挑戦されることをお勧めしております。
理系を中心に各学部・学科の専門に関係する知識を要求する出題が多いため、対応する高校の各教科を予め履修しておく必要があることに加え、 論理的な文章を書くための基礎的な能力が少ないと、志望校の過去問を用いた演習をいきなり行っても答案を改善する方法が理解しにくいからです。

添削主任より:一橋大学を志望される皆さんへ

 一橋大学では、2018年度から入試制度が変わり、法学部・社会学で行われていた一般入試後期日程が全学部で廃止されるとともに、従来の商学部の加え、全学部で推薦入試が導入されました。いずれの学部の試験でも、小論文が課されます。センター試験を除く、大学が独自に行う試験は試験は小論文と面接だけですから、小論文の得点が合否に大きく影響することになります。

 学部毎の出題形式を見ますと、社格学部は議論の対象となる主張が一つ紹介されているだけで、課題文や資料はありません。出題そのものに議論の材料は少ないですが、議論すべき主張は、高校の授業で必ず触れるものです。高校段階の学力があれば、議論の糸口が見つからない、ということはないでしょう。

 社会学部以外の3学部は、いずれも課題文を読んで、その内容把握=要約を示した上で、解答者自身の見解を述べるものです。課題文はいずれも日本語であり、それも含めて文系の大学入試小論文としては、一般的な出題形式だと言えます。

 ただし、法学部の出題では、二つの小問があり、課題文の内容把握と解答者の見解を独立の文章で解答しますが、経済学部の出題では2つの要素を1つの(小)論文に盛り込む形です。更に商学部では、漢字の書き取りなども課されるため、小問は5つもあります。

 このように、学部毎にそれぞれ特色のある出題形式になっています。そのため、志望学部で実際に出題された過去問の中心に、それぞれの出題形式にそった演習をするとよいでしょう。これが、効率的に入試対策を進めるポイントになります。


この講座の添削例(クリックで詳細を表示します)

社会学部2020年度入試

 受講生による答案本文は割愛しております。
 また、ABC等の記号は、添削コメントが答案本文のどの箇所に対応しているか、示すために用いているものです。
 これまでにも何度かお伝えしたかと思いますが、一橋大学社会学部の小論文入試は受験生自身が設問の要求を踏まえつつ、話題を掘り下げ、論理的な文章を仕上げることを要求してきます。これは他の大学の小論文入試と比べると異質であり、そのせいでうまく対応できた受験生とそうでない受験生の差がつきやすいと言えます。小論文入試の典型的なパターンは、課題文などが与えられ、そこで展開される話題に則って答案を仕上げるものです。しかし一橋大学の場合、課題文は与えられず、話題の選択の大部分(大まかには設問が設定しているが)も受験生が行わなければならず、かなり難しい部類に入ると言えます。したがって、今回のように「どうすればわからない」という状態になってしまうと、しっかりと話題を設定し、掘り下げられた受験生とは大きく差がついてしまうということになります。
 今回は1回目の添削ですので、設問を手がかりにしつつ話題を掘り下げる方法もコメントしてまいります。一見「どうすればよいかわからない」問題でも、手順を踏めば話題を掘り下げることはできますので、継続してがんばっていきましょう。
 詳細に入る前に全体的な話をしておきます。
 今回の設問は次のようなものでした。

五十音順(あいうえお順)のメリットとデメリットについて論じなさい。(1200字以内)

これに対して解答者は大きく分けると5つ(答案のA~E)の指摘を行っていましたね。しかし、残念ながらその多くは五十音順(あいうえお順)のメリットとデメリットについて論じられていません。設問をよく読んでいただきたいのですが、論じるべきなのは五十音順という並びであって、五十音というかな文字の体系ではありません。しかし、C以外のすべては、五十音順ではなく五十音や、かな文字に関する内容になってしまっています(それぞれの内容にも問題がありますがそれは以下で詳しく見ていきます)。この時点でCしか設問の要求に関係しておらず、大幅な減点は避けられません。
 どれほど設問が難しく感じられようと、設問の要求には応えなければなりません。書くことが思いつかずにあれこれ考えているうちに迷走する気持ちはわかりますが、そのようなときこそ設問を繰り返し読んで、考えるべき方向性をしっかり見定めるようにしましょう。

添削コメント

A:これは五十音順ではなくかな文字の特徴なので設問の要求からずれています。五十音順でなくて「いろはにほへと順」でも当てはまってしまいますよね。
B:これは五十音順ではなくかな文字についての話題なので設問の要求からずれています。さらに、文字数の数にしか「物事を分けられない」というのは内容的にもよくわかりません。英語圏の人間も日本語圏の人間も同じようにリンゴはリンゴとして認識していますし、お互い翻訳すれば意思疎通もできます。もし解答者が言うように母語の特性が物事の分解能に関係しているなら、日本語を英語に翻訳して意思疎通することもできないでしょうし、英語圏の人間も日本語圏の人間も同じリンゴをリンゴとして認識していることが説明できなくなりませんか?
 言語が変われば認識様式が変わるという考えは(なぜか)人気のある考えなのですが、翻訳やコミュニケーションを考えると簡単にそうだと言い切れるものではありません。また、いずれにせよ今回論じるべきなのは五十音順であって、五十音という体系そのものではないので、こうした話題もあまり関係ないでしょう。
C:ここは少し五十音順に関係しそうな内容が書かれています。「リズムの体得」というのが抽象的で内容があまり伝わりませんが、この点を膨らませるのが修正の方向として考えられます。修正の方向については最後にコメントしております。
D:これも五十音順ではなくかな文字の特徴なので設問の要求からずれています。
また日本語が世界一難しい言語だというのも根拠のない話です。そもそも誰にとって難しいのでしょうか。極端なケースを除けば人間誰しもある言語集団のなかで育ってきて、そこから更に別の言語に触れるという順序になります。したがって言語習得の難易度には、当然母語が何であるかなどの要因が絡んできているはずです。例えばフランス語を母語とする人ならば、日本語よりもスペイン語のほうが簡単に習得できると感じるでしょう。しかし日本語を母語とする人にとっては、フランス語もスペイン語も同じくらい難しいかもしれません。同じように日本語を母語とする人は漢字に慣れている分、フランス語圏の人よりも中国語を習得しやすいかもしれません。このように言語習得の難しさは、誰が習得するかによって変化する可能性があります。その点を考えずに日本語が世界一難しいと言ってしまうのは、根拠のない主張だと言えます。
E:これも五十音順ではなくかな文字の特徴なので設問の要求からずれています。それに単純に形が似ているというのであればaとd、nとh、pとq、lとiなども似ています。

【再提出に向けて】

このように大部分が設問の要求からそれてしまっていました。一見「どうすればよいかわからない」問題でも、設問をしっかり読んでその要求にあった原稿を仕上げることには代わりありません。少し順を追ってやってみましょう。

五十音順(あいうえお順)のメリットとデメリットについて論じなさい。

という設問なので話題は五十音順になります。
 次にそのメリットデメリットを考えてみましょう。ここで他の体系(アルファベットやいろはにほへとなど)と比べて、メリットデメリットを考えるというのが比較的すぐ思いつくでしょう(今回もそうされていますね)。
では、五十音順とアルファベット順、いろは順とで何が違うでしょうか。この段階では実際に原稿に現れないアイデアでも構わないので、とにかくアイデア出しをしましょう。メモに思いつくままに書いていくと良いです。例えば

 五十音順
 母音の順序が一定
 母音の順序に基づいてある程度体系的に分類されている
 5×10の表にできる
 濁点や半濁点などの例外がある

 アルファベット順
 母音と子音がばらばらに出てくる
 五十音順よりも体系的でない
 一列にはなっても表にはしにくい
 濁点などの例外はない

 いろは順
 母音の順序はばらばら
 体系的分類ではないが歌になっている
 表にはできないが、意味のある繋がりにはなっている
 濁点や半濁点などの例外がある

などなど他にも思いつくかもしれせん。この段階ではとにかく思いつくことを書いていきましょう。
 こうやってアイデアを出していくと、中には五十音順というテーマに関係のないアイデアが出てくるかもしれません。それはアイデア出しが終わったあとに消すなどしましょう(アイデアの整理をするときに設問を読み返すことが重要です)。
 こうやってアイデア出しと関係のないアイデアの削除をしたら、そこからメリットデメリットを考えていきましょう。例えば五十音順はアルファベットよりも体系的なので覚えやすいかもしれません。しかし例外があるというデメリットもあります。また、覚えやすさという点ではいろは歌には劣るかもしれません。
 また、こうした順番自体の性質に着目する以外にも、その順番を使って何かをするということを考えてみても面白いかもしれません。例えば外国人と日本人の名前をちゃんと並べるという文脈では、五十音順よりもアルファベット順の方がやりやすいかもしれません。五十音順だと濁点半濁点の例外があり、すべての音に対して順番を決めてくれてはいないからです(例えばプとブだとどっちが先にくるのでしょう?アルファベット順ならpとbなのですぐに順番が決まりますが、五十音順だとどうなるのでしょう)。他にも外国人が日本語を覚える文脈などを考えてみても良いかもしれません(アルファベットと五十音の違いではなく、アルファベット順と五十音順の違いに着目しなければならないことに注意してください!)。
 このようにいろいろな場面でのメリットデメリットを整理できたら、答案を実際に書くことになります。
 長くなりましたが、どんな問題でもこうした段階を踏むことになります。抽象的な言葉でこの手順をもう一度まとめると、次のようになります。

設問の要求を整理する

設問に関連するアイデアをとにかく出す

改めて設問を読んで、関係のないアイデアは削除する

残ったアイデアで、設問の書くように求めている内容を詰めていく

内容が詰まったら答案を書く

どんな問題が来てもこの手順は変わりません。これを踏まえて、再提出に挑戦してください。お待ちしております。
 小論文入試に限らず、受験全般に言えることですが、自分が難しいと感じた問題は皆難しいと感じています。自分だけに難しい問題が出ているわけではありません。実際、この年の問題は難しい問題だと言えます。しかし大事なのは、難しい問題にあたったときに慌てないようにすることです。難しい問題でも簡単な問題でも、今回コメントした手順は変わりません。「あー難しいの来ちゃったなーでもしょうがないか」と割り切って、いつもどおりの手順を遂行して原稿を仕上げるだけです。



講座の内容

配布教材 添削問題数 添削回数 受講方式
『小論文標準テキスト』
取り組む「問題」
「傾向と対策」
過去3年分 全問再添削 いずれか一つを選択
(受講中に方式の変更可)


…「問題」「傾向と対策」は、二つを合わせた冊子テキストを発送します。


…添削は、同じ問題について初回と再添削の2回行います。

答案提出期限

弊社より入金確認の御連絡をした日を以て契約の成立日として、その日から1年間、いつ答案を提出してもかまいません。お急ぎの方も余裕のある方も、ご自分のペースで受講を進めることが出来ます。

受講の概要

  • ご入金の確認とともに、教材一式を発送します。教材と受講要領をご覧の上、教材のページ順に解答して、WIEまでお送りください。
  • 教材発送の方式は、郵送とEメールによる電送のどちらかをお選びいただきます。電送の場合は、PDF形式のファイルでの送信となりますので、5MB程度のファイルが送受信可能なメールアドレスをご用意ください。
  • WIEは答案受付後、通常4~5営業日、最大7営業日以内に添削文を発送します。なおまとめ出しの場合など、必ずしもこの時間内に発送できない場合があります。詳細は「添削所要時間」のページでご確認下さい。
    ※お急ぎの方は、教材をお求めの上、こちらをご利用下さい。最短48時間で添削します。
  • 受講期間中は、メールにて、添削のほか学習上の質問にもお答えします。
  • 受験に関する疑問や学習上のハードルなど、学校の先生に相談する感覚で遠慮なくご質問ください。担当講師から、メールか、添削返却時に回答があります。