上智大学小論文講座(一般/公募推薦)

≫レポート等特定課題対策はこちら

上智大学一般入試・推薦入試の小論文過去問題に取り組むことで、合格を目指します。

本年度の講座は閉講いたしました。
新年度(2026年入学者選抜)は2025年春の開講を予定しています。
高校2年生から推薦・総合型入試対策に取り組みたい方は、こちらをご利用下さい。

合否報告をいただいた2024年度受験生の合格率は100%です。
合否報告をいただいた2023年度受験生の合格率は100%です(合否のお問い合わせにお答えいただいてない方1名は除外しております)。

上智大学合格へのタイムスケジュール

 夏休み~2学期初めからのスケジュールです。
 合格を勝ち取った方の多くは、余裕をもって、しかも計画的に添削を進めておいでです。
 もちろん試験直前から受講を始めて合格された方もおいでですが、ひとつの目安として、以下に受験日までのスケジュール案を掲載しておきます。

9/8 入門小論文を受講されるのでしたら、この頃までに着手しましょう。
10/6 レポート等特定課題・自己推薦書の添削はこの頃始めましょう。(~11/8書類提出)
10/13 この頃までに過去問演習を開始しましょう。
11/15 この頃添削の最終提出をしますと、試験の数日前に添削結果が戻ります。直前の復習をしましょう。(試験日11/30)

 


直前1ヶ月で過去問演習を終える方法をこちらで紹介しています。

基礎学習を希望される方は、入門小論文講座を受講されるか、自習用教材のご利用をお勧めします。
昨年度の実績では、「入門小論文」を受講してから大学別講座を受講された方の合格率は、大学別講座だけを受講された方よりも、10%から20%高くなっています。

WIE受講者の合格実績はこちら

現時点での実力を知った上で、受講講座を決めたい方のために、実力診断を行っています。
入門小論文など基礎学習から始めるべきか、すぐに過去問演習を始めるべきか迷っている方におすすめです。

実力診断の内容             アコーディオンで開閉します。

今、志望大学・学部を受験したら、どの程度のできるのだろうか。また、合格するためにやるやるべきことは何か。過去問に挑戦して頂くことで、経験豊富なWIE添削陣が的確な診断と助言をいたします。
大学別講座で扱う過去問の前年出題を教材にしております。

①WIEの大学別講座から、診断を希望する大学・学部・受験型を選んでください。
②お申込ボタンをクリックし、手続きを進めますと、レジ画面が表示されます。その下の方に備考欄がありますので、そこに①で選んだ「大学・学部・受験型」を記入してください。
③入金確認後、①の過去問1年分をwieからお送りします。
④③の解答を作成し、WIEに送ってください。
⑤通常添削と同じ期間で診断をお返しします。
 1)これまでの受講生・合格者の答案と比べてどのような位置にあるか
 2)1) で指摘した問題点。課題を克服すための方法
  ・wieのおすすめ講座/・関連する高校教科など
料金は問題の難易・答案字数の多少に関わらず一律5500円です。

*1つの出題に複数の設問が含まれる場合、すべての設問にご解答いただき、一度にまとめて提出してください。複数の設問が課されている場合、設問間の繋がりも重要な評価基準となります。一部の設問に対する答案のみ提出された場合には、特に断りがない限り、その他の設問についての答案は提出を放棄されたものとして取り扱います。

上記の内容で利用を希望される方は、こちらからお申込みください。
※試験日まで1ヶ月半を切っている場合には、実力診断を受けずに、大学別対策講座に進まれることをお勧めします。大学別対策講座でも、基本的な知識の不足やその克服方法など、小論文以外にも補足的な指導を行っております。

下記講座から1つ選びレジ画面備考欄に記入 WIEが選定した過去問1年分 ¥5,500

開講講座と料金・お申込

お申込メールをWIEで受信しますと、自動返信でお振込先等をご案内いたします。
(自動返信が届かない場合の対処方法はこちら。)

講座名:上智大学小論文講座(一般) 添削問題数 料金 お申込
神学部:学科試問 3年分 ¥27,200 終了しました
文学部史学科:学科試問 3年分 ¥27,200 終了しました
文学部哲学科:学科試問 3年分 ¥52,400 終了しました
文学部新聞学科:学科試問 3年分 ¥27,200 終了しました
文学部英文学科:学科試問 3年分 ¥33,500 終了しました
総合人間科学部社会福祉学科:学科試問 3年分 ¥27,200 終了しました
上記以外の応募書類・提出書類の添削     こちら
講座名:上智大学小論文講座(公募推薦) 添削問題数 料金 お申込
神学部:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
文学部哲学科:公募推薦 3年分 ¥52,400 終了しました
文学部史学科:公募推薦 3年分 ¥35,600 終了しました
文学部国文学科:公募推薦 3年分 ¥52,400 終了しました
文学部英文学科:公募推薦
(21・23・24年度の問題を使用します)
3年分 ¥33,500 終了しました
文学部独文学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
文学部仏文学科:公募推薦
※課題図書はお客様でご用意ください
3年分 ¥35,600 終了しました
文学部新聞学科:公募推薦 3年分 ¥52,400 終了しました
総合人間科学部社会福祉学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
総合人間科学部教育学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
総合人間科学部心理学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
総合人間科学部社会学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
総合人間科学部看護学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
法学部法律学科:公募推薦
3年分 ¥27,200 終了しました
法学部国際関係法学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
法学部地球環境法学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
経済学部経営学科:公募推薦
(23・24年度の問題を使用します。数学は添削対象外)
2年分 ¥39,800 終了しました
外国語学部フランス語学科:公募推薦
(21・23・24年度の問題を使用します)
3年分 ¥52,400 終了しました
外国語学部イスパニア語学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
外国語学部ポルトガル語学科:公募推薦 3年分 ¥52,400 終了しました
外国語学部ロシア語学科:公募推薦
(23・24年度の問題を使用します)
2年分 ¥52,400 終了しました
外国語学部ドイツ語学科:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
総合グローバル学部:公募推薦 3年分 ¥27,200 終了しました
国際教養学部:公募推薦 3年分 ¥33,500 終了しました
上記以外の応募書類・提出書類の添削     こちら

※お申込の際は、通販法表記を必ずご確認下さい。
リストにない学部学科の添削を希望される方や、大学別講座の受付終了後に添削を希望される方は、次の方法で対応しております。
 ●添削を受けたい過去問(課題)をお持ちの方:問題持込小論文
 ●過去問(課題)の入手と添削を依頼したい方:問題手配依頼小論文
 いずれの講座も、お急ぎの方のため特急添削・急行添削を設定しています。試験までに一回は過去問の添削を受けましょう。

合格者のコメント(クリックで詳細を表示します)

※最新年度の合格者のコメント・体験記(全大学)はお客様の声にあります。

A・Eさん(2020年上智大学 総合人間科学部社会福祉学科推薦)

 私は上智大学総合人間科学部社会福祉学科を公募推薦で受け、合格をいただきました。一般受験と両立する必要があったので、WIE西早稲田教育研究所のようなメールでやりとりができるという手軽さにとても惹かれ、小論文の指導を受けることを決めました。
 最初は、対面での指導でないとわかりにくいかもしれないと不安に思う面もありましたが、実際に受けてみると、紙面でも自分のできていないところを詳しく知ることができました。はっきり言うと添削はとても厳しかったです。しかし、その厳しさのおかげで、私は志望校合格基準に自分が届いていないことを改めて感じることができました。
 本番では、過去問をWIE西早稲田教育研究所できちんとやっていたため、安心して受けることができました。くまなく対策をし、ぜひ試験を楽しんでください。

A・Yさん(2014年上智大学 総合人間科学部社会福祉学科一般)

 この度お世話になりましたA・Yと申します。先生方の丁寧なご指導により、第一志望であった上智大学総合人間科学部社会福祉学科(B方式)に合格する事ができました。特に菅玲見先生は、添削の大部分を担当していただき感謝しております。今後もお世話になる事もあるかと思いますが、宜しくお願い致します。

Y・Tさん(2011年上智大学 総合人間科学部社会福祉学科一般)

 受験は無事終わり、第一志望だった上智の社会福祉学科に合格することが出来ました!
 3年分の過去問をやったお陰で、時間配分や書き方(自分の得意な分野にどう持ち込めるかなど)のコツが分かり、大変役に立ちました。 これは、私の小論を細かく添削してくださった西田先生はじめ、WIEの皆様のお陰だと思っています。本当に有難うございました!!!

I・Wさん(2019年上智大学 外国語学部ドイツ語学科推薦)

 自分は上智大学外国語学部ドイツ語学科に推薦入試で合格しました。レポートや面接もある中で小論文は特に悩みました。過去問も数個しかなく、正しい解答も出すのが難しいので在学校でもほとんどしっかりとしたアドバイスはもらえませんでした。そうした不安の中で見つけたのが西早稲田です。
 最初は不安なままで申し込み、大学別演習講座を受けました。自分はFAXを通しての添削だったので恥ずかしがらずに自分なりの考えを書けました。内容はかなりひどいものだったと思いますが、単に批判せず、題材を適確に分析した上で直す点、次につながる点といったアドバイスをもらいました。
 回数的にはそこまで時間の関係でできませんでしたが、担当者の経験と考えをもとにもらったアドバイスは自分の受ける小論文について理解を深め、自信をつけてもらったと感じました。なので本番も焦らず、冷静に解くことができました。

K・Aさん(2017年上智大学 外国語学部ロシア語学科推薦)

 私が上智大学を目指そうと考え始めたのは中学の頃でした。高3になり、推薦入試の出願条件をすべて満たすことができたので、対策を練り始めましたが、地方の田舎に住んでいるために、推薦入試を専門とした塾はなく、どうすればよいのか明け暮れていました。そんなとき、西早稲田を知り、受講した生徒が上智大学に合格していること、そして入試の過去問も取り扱っていることがわかり、私は西早稲田で対策していこうと決めました。小論文やレポートについて、厳しい意見もしばしばありましたが、それを参考に改善を重ねていくことで、実力をつけることができたと思います。そして、推薦入試本番では、西早稲田で培った小論文対策をフル活用し、合格することができました。田舎に住んでいるからと諦めずに、自ら選択肢を探して、切り開いていくことが大切だと思います。西田さん、岩井さん、ありがとうございました。

M・Kさん(2015年上智大学 文学部英文学科推薦)

 上智大学公募推薦の小論文を添削して頂いていたM・Kです。上智大学英文学科を公募制で受験し、無事合格しました。今まで本当にお世話になり有難うございました。大学でも添削を通して教えて頂いた事を活かして、頑張りたいと思います。

0・Tさん(2014年上智大学 文学部ロシア語学科推薦)

 WIEでは、自分の解答に2~3ページのアドバイスがついて返ってきます。WIEを受講し始めたとき、私はもう何を信じたらいいのか、何をしたらいいのか、わからなくなってしまっていました。返ってきた答案にはたくさんの文字が並んでいて、最初は、全否定されているのかと半ばおびえながらファイルを開いたのを覚えています。しかし、書いてあるのは、どうすればよりよい文章がかけるのか、なにを大学教授は考えているのか、というようなことで、答案を否定するというようなことは全くありませんでした。
 ロシア史についても、地図をつけてくださったり、詳しい解答、問題文のニュアンスまで詳しく教えてくださったり、本当に助かりました。入試では、とにかく時間がなかったけれど、何回も書いた結果が出たと思います。もし大学・学科コースの試験やり放題というようなコースがあれば本当にうれしかったと思いますが、六回しか書けないということが逆に自分の全力を出そうと努力するきっかけとなったのかもしれません。本当にありがとうございました。

添削主任より:上智大を志望される皆さんへ

 上智大学の一般入試では、文学部の一部学科では、学科試問を課しています。そのうち、哲学科・新聞学科などでは、小論文形式の出題です。これらの小論文の出題傾向は、学科によって異なっています。それぞれの専門分野に関する問題に対する考えを問われます。
 上智大学の一般教科の入試問題は、記号選択式です。しかし、学科試問で小論文を課される学科を受験する際には、一般教科とは別に小論文試験の対策をしておく必要があるのです。
 ただ、一般教科の試験対策に必要な時間を考えますと、小論文対策は効率的に行う必要があります。そこで一番有効な方法が、小論文の過去問を演習することです。多少の個人差はありますが、例年、WIEで3年分の過去問演習をされた方はほとんど合格されています。上智大学を志望される皆さんには、この講座を利用されることをお勧めします

 また上智大学では、ほとんどの学部・学科で公募推薦入試を実施しています。そして、その多くで、小論文試験を取り入れています。一部を除き課題文がないか、あっても比較的短いもので、読解にてこずるようなものはありません。また、制限字数も数百字程度が多く、小論文としては、比較的短いといえます。
 しかし、外国語学部フランス語学科のように、二つの設問に対して、合計1400~1600字の小論文を書かせるところもあります。また、字数が少なくても、試験時間が60~90分ですので、小論文を書きなれていませんと、時間切れになってしまう危険があります。
 さらに、学部・学科の専門分野に関する知識を問う問題が、小論文とあわせて出題される場合もあります。外国語学部ロシア語学科、文学部の哲学科・史学科・新聞学科などがこの例に当たります。いずれも高校で学習する範囲、あるいはマスコミで大きく取り上げられた内容ですので、特に難問ではありません。しかし、その出題傾向を知って、高校の関連する教科の教科書や資料集に目を通しておく必要があります。
 このように、上智大学の公募推薦入試では、学部・学科ごとに特徴のある出題がされています。しかし、個々の学部・学科の出題傾向は、ここ数年安定しています。したがって、志望先の過去問演習をしておくことが、最も有効な試験対策といえるでしょう。

この講座の添削例(クリックで詳細を表示します)

総合人間学部社会福祉学科2019年度公募推薦入試

受講生による答案本文は割愛しております。
ABC等の記号は、添削コメントが答案本文のどの箇所に対応しているか、示すために用いているものです。

 提出いただいた答案を拝見致しましたところ、17年の問題と同様に、設問の要求に応えておらず、合格圏外という評価になってしまいました。以下では答案の抱える問題点を指摘して参ります。
 それではまず今回解答された上智大学の問題を見て参りましょう。今回の設問は課題文を読んだ上で、「社会保険と社会福祉や生活保護、そして社会保障制度以外での対応と課題についてそれぞれ①から⑦ごとに論じなさい」というものですね。一読では意味が取りにくい設問ですが、ここには3つの要求が含まれています。

1…①から⑦ごとに論じること
2…社会保険と社会福祉や生活保護などの(社会保障制度)での対応と課題を述べること
3…社会保障制度以外での(つまり2以外での)対応と課題を述べること

この3つを設問は要求しています。一見したところ設問は「社会保険と社会福祉や生活保護、そして社会保障制度以外での対応と課題について」述べるように言っているので、これを「A、B、C、そしてD以外での対応と課題」と理解すると、「社会保険、社会福祉、生活保護、社会保障制度のすべて以外での対応と課題」を述べるように求められているように見えます(おそらく〇〇さまもそう理解されたのではないでしょうか?)。しかし、「社会保障制度」ということばの意味からすると、この読み方はできません。社会保障制度は、社会保険、社会福祉、生活保護などの総称です。したがって設問文は「A、B、C、そしてD以外での対応と課題」について述べるように言っているのではなく、「A、B、C、そしてABCなど以外での対応と課題」について述べるように言っています。したがって、設問は上の3つを要求していることになります。さらなる証拠として、課題文の冒頭の「課題」という箇所では、この問題が「社会および社会福祉に関する理解力と思考力を問う試験」だと言われています。このことからしても、「社会保険、社会福祉、生活保護、社会保障制度のすべて以外での対応と課題」を述べるように言っているとは思えません。設問が求めているのは、「社会保険と社会福祉や生活保護などの(社会保障制度)での対応と課題を述べ、さらに社会保障制度以外での(つまり2以外での)対応と課題を述べること」でしょう。
 さて、提出された答案は1と3は満足しているものの、全体を通じて2についての記述が全くありません。したがって設問の要求を無視した答案となっており、合格圏外となってしまいました。
 2についての記述を欠いていることは、設問の要求を無視しているだけでなく、大変失礼な言い方になってしまいますが、社会福祉学科が何をする学科なのかを〇〇さまが理解していないという印象も与えてしまいます。〇〇さまが答案に書かれているのは3に関わる論点ばかりであり、しかもどれも問題を抱える当事者の人たちの気持ちを改善したり、考え方を改めたりするというような記述ばかりです。
 しかし、そもそも社会福祉というのは、そして広く社会保障というのは、そうした当事者の気持ちのレベルで問題を解決しようとする分野ではありません。資本を必要な人に分配したり、支援が必要な人が利用できる設備を設けたりするという社会全体の制度に関わるのが社会福祉です。個人の気持ちも当然問題には関係してくるでしょうが、問題を社会福祉学の観点から考えることは、「どうやったら困っている人たちが暮らしやすくなる仕組みが社会に作れるか」を考えることにほかなりません。個人の気持ちの解決はその後でしょう。ご自身が受験しようとしている社会福祉学科というのが何をするところなのか、社会福祉の視点から物事を考えるとはどういうことか、これらの点について調べて、基礎的な知識を身につけることをお勧めいたします。
 したがって必要な改善は、社会保険と社会福祉や生活保護などの(社会保障制度)での対応と課題を述べることです。①から⑦についてのすべての答案においてこの点での考察が欠けています。以下では具体例として最初の2つについて詳細にコメントいたしますが、③から⑦については、問題を抱える人達がどのような制度を利用できるのか、またその利用を妨げているものは何なのか、という観点での考察を行って、再提出答案としてください。

 ABC……の記号は、答案のものと対応しています。

添削本文

A:答案に現在書かれていることは、社会保障制度以外の対応と課題としては問題ないでしょう。必要なのは、社会保障制度の観点からの考察です。老老介護に困っている人たちが利用できる制度が何なのか。どのような制度を利用することが①の彼らには最適なのか。こうしたことを考えて(必要ならば調べて)、書いてみてください。
 老老介護は認認介護の問題とも結びついてきます。こうした観点からも、介護サービスを利用してケアマネージャーに定期的に来てもらうようにすることや、老人ホームへの入居および通所も選択肢として上がってくるでしょう。〇〇さまも書かれているように①の問題の一つは夫婦以外に状況に対応してくれる人がいないことです。そうした人を用意する制度や環境として彼らに何が利用できるかを考え、それを述べればよいでしょう。

B:ここもAと同じです。子育ての経験者と話したりすることで多少は気持ちが楽になるかもしれませんが、別にそれで貯蓄が増えるわけでもないでしょう。彼らに利用できる制度がないかを考えてみてください。
 例えば、妻の稼ぎが多く、夫の稼ぎはそれほど多くない場合は、夫は妻の扶養に入ることによって、社会保険料等の控除を夫婦は利用できるようになります。すると保険料は結果的に減り、貯蓄ができるようになるかもしれません。扶養に入ることと、働き続けることのどちらが得かは、稼ぎの少ない方の年収が一定金額を超えているかどうかに依存します(この金額もご存知でないなら調べてみてください)。もちろんここで書いた通りに再提出答案を書く必要はありません。しかし、彼らに利用できる制度が何なのかを述べる必要はあります。知らなければ色々調べるなどして、設問の要求2に答えるような答案を仕上げるよう試みてください。
 ③以降もすべて同様の問題を抱えていますが、詳細はコメントいたしません。すべての事例について、設問の要求2に答えるような答案を書くことが求められています。

 

受講の概要

  • ご入金の確認とともに、教材一式を発送します。教材と受講要領をご覧の上、教材のページ順に解答して、WIEまでお送りください。
  • 教材発送の方式は、郵送とEメールによる電送のどちらかをお選びいただきます。電送の場合は、PDF形式のファイルでの送信となりますので、5MB程度のファイルが送受信可能なメールアドレスをご用意ください。
  • WIEは答案受付後、通常4~5営業日、最大7営業日以内に添削文を発送します。なおまとめ出しの場合など、必ずしもこの時間内に発送できない場合があります。詳細は「受講期限と添削所要時間」のページでご確認下さい。
    ※お急ぎの方は、教材をお求めの上、問題持込小論文の特急・急行をご利用下さい。最短48時間で添削します。
  • 受講期間中は、メールにて、添削のほか学習上の質問にもお答えします。
  • 受験に関する疑問や学習上のハードルなど、学校の先生に相談する感覚で遠慮なくご質問ください。担当講師から、メールか、添削返却時に回答があります。