学校推薦・総合型選抜対策-夏休みの過ごし方

秋入学を目指す方にも参考になると思います。

1)日程と試験内容を把握しよう

 学校推薦・総合型選抜試験の多くは、10月~12月に行われます。そのため、一般入試に比べて準備期間が短くなりますので、まずは日程を把握しておくことが効率的に対策を進める前提となります。調査書・志望理由書の提出期限、筆記試験日などは、正式には募集要項に記載されるのが普通ですが、昨年の例を抑えておくと良いでしょう。
 併せて、試験内容の確認もしてください。小論文試験や面接の有無によって、試験対策の内容が変わってきます。

2)過去問を入手しよう

 筆記試験があることが確認できたら、その内容を確認しましょう。学校推薦・総合型選抜では、受験生の学校ごとに科目の学年配当や授業進度が異なるため、それに影響されにくい、小論文試験を採用しているところがほとんどです。
 しかし、一口に小論文と言っても、その出題形式はいろいろです。長大な英文を読ませる、英語での解答を要求する、グラフや表の読解を必要とする……など、小論文を教科としての国語で扱う作文の延長だと考えていると、驚かされることになります。
 これについては、無料小論文・志望理由書講座――第3回:構想メモを作成し答案を完成させようの項目で、付録.さまざまな出題形式への対応として簡単に紹介しています。ですが、何よりも大切なのは、実際に志望先がどのような出題をしているのか、正しく知ることです。
 ただし、学校推薦・総合型選抜の入試問題は、多くの場合市販の問題集や参考書に収録されていません。直接大学に問い合わせても、個人には頒布してくれない場合がほとんどです。
 WIEでは、問題文のみの販売はしていませんが、大学別小論文の各講座では、教材として過去問を用意しています。また、問題手配依頼小論文講座では、添削課題としての過去問を取り寄せることもしております。既にWIEで取得している過去問については、所蔵過去問で一覧できます。

3)小論文の書き方を知っておこう。

 2)で入試小論文の多様性を指摘しましたが、それでも多くの小論文入試に共通する書き方、考え方があります。無料小論文・志望理由書講座で、簡単にまとめてありますので、まずはご一読ください。
 これで読んだだけで、いきなり過去問演習に挑戦するのは難しい、という方には入門小論文がお勧めです。受講期間は、お客様のペースで構いませんが、1~2ヶ月で終了される方が多いようです。したがって、7月~8月の前半ぐらいまでにとりかかれば、大学別講座に取り組む時間を確保できます。
 また、より志望校の出題傾向に沿った演習をご希望の方は、出題傾向別小論文講座をお勧めします。

4)志望理由書対策を忘れずに。

 志望理由書は合否判定に大きくは関係しない、とお考えの方も多いようです。確かに単体として配点はさほど高くないようですが、他の試験との関連で大きな意味を持ってきます。
 一つは学校から推薦書など、他の提出文章との関係です。これらの内容と、志望理由書の記述とに矛盾や齟齬がありますと、大きな減点要因になります。志望理由書と他の提出文章のいずれかが虚偽である、という疑惑が生じるからです。
 また、面接での質問も、原則として事前提出書類の記載事項に基づいて行われます。その中で、志望理由書は受験生が個人の資格で書いたものですから、特に面接で重視されます。逆に、充実した志望理由書を書けば、面接での質問を受験生側で誘導・制限できると言えます。
 志望理由書の書き方・考え方の基本については、無料小論文・志望理由書講座――第4回:志望理由書の考え方・書き方で述べていますので、参考にしてください。なお、書き方の指導から、できあがった志望理由書の添削までを取り扱う志望理由書/推薦・総合(AO)型対策講座も開設しています。

 WIEの講座・商品を活用することで、夏休みを有効に利用するようにしてください。