お待たせいたしました。新年度版(2021年入学者対象)を開講いたしました。
受講者数が定員に達しますと、募集を終了いたします。お申し込みはお早めにお願い申し上げます。
※新型コロナウイルス対策で、高校の授業進度に差が生じています。このため、21年度入試では事前提出書類や小論文試験がより重視されると思われます。詳しくはこちらをご覧ください。
受講対象とコンセプト

難易度:上級レベル
■東京藝術大学を小論文入試で目指す方に。
東京藝術大学の小論文過去問に取り組むことで、合格を目指します。
■取り組む過去問は、過去3年分です。
■過去問の復元を行っています。
東京藝術大学の一部の学部・学科の過去問については、大学窓口での閲覧は可能ですが、印刷物・ホームページでは公開されていません。WIEでは大学窓口にて資料を閲覧し、出題箇所を確認した上で、問題を復元しています。このため、実際の出題と同じ問題で演習を行っていただけます。

- 受講期間は、ご入金確認日より1年間です。
- 各講座それぞれ、18~20年(一部17~19年)の試験問題を演習します。
- 添削指導とテキストの2本立て。
- テキスト内容は「小論文の書き方」+志望先ごとに個別の「傾向と対策」。
- 志望先学部・学科の講座が選べます。
- 英文での出題がある場合、英文問題も演習します。
- 個々の文章・思考力の養成とともに、大学側の出題意図や近現代の思想動向に関する知識も補強します。
■受講の前に…
初めて小論文対策に取り組まれる方は、「入門小論文」を受講してから、大学別講座を受講されることを、お勧めしております。
特に高校3年生の1学期までは、専門性の難関校の高い過去問演習をするよりも、高校で学習する各科目の基礎学力を伸ばすとともに、「入門小論文」で論理的な文章を書くための必須事項を着実に学んでいただくことが重要です。その後、夏休み以降の段階で大学別講座で志望校の過去問に挑戦されることを、お勧めいたします。
その理由は、
1.理系を中心に、各学部・学科の専門に関係する知識が必要な出題が多いく、対応する高校の各教科を履修しておく必要がある。
2. 論理的な文章を書くための基礎的な能力を鍛える機会が少ないために、志望校の過去問を用いた演習をいきなり行っても、答案を改善する方法が理解しづらい。
ということです。
実際、昨年度の実績では、「入門小論文」を受講してから大学別講座を受講された方の合格率は、大学別講座だけを受講された方よりも、10%から20%高くなっています。
添削主任より:東京藝術大学を志望される皆さんへ
東京藝大の小論文試験は、専門的な課題文を課される難易度の高いものと、テーマを与えられるだけの比較的易しいものとに2分されます。楽理科と芸術学科は後者であり、こうした専門技能を学ぶ学科では、実技をより重視すると見てよいでしょう。
音楽環境創造科や先端芸術表現科は、芸術的な場を構築する人間の養成を目的としています。彼/彼女には、場を発想する力に加え、複数の関係者にそれを明確に伝える力が不可欠です。この際に働く、論理的思考力と文章構成力を見るため、小論文試験を課すのでしょう。
こうした特殊な試験の対策として、過去問演習に勝るものはありません。また、先端芸術表現では、素描/小論文の択一試験が課されます。つまり、イメージ伝達に要する表現力一般が問われるわけです。ただし、絵画という手段でも、他者にイメージを効果的に伝達するために、論理的思考力が機能します。ですから、素描試験対策として、小論文試験の過去問演習に取り組むことも一案です。
なお、東京藝大では後期試験を廃止したため、先端芸術表現科・芸術学科の小論文試験は、いずれも前期で実施されることになりました。しかし、出題傾向は変わりませんので、WIEでは従来後期で出題された過去問も演習してもらうようにしています。
この講座の添削例はこちら
講座の内容
配布教材 | 添削問題数 | 添削回数 | 受講方式 |
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『小論文標準テキスト』 取り組む「問題」 「傾向と対策」 |
過去3年分 | 全問再添削 | いずれか一つを選択 |


…「問題」「傾向と対策」は、二つを合わせた冊子テキストを発送します。

…添削は、同じ問題について初回と再添削の2回行います。

答案提出期限
弊社より入金確認の御連絡をした日を以て契約の成立日として、その日から1年間、いつ答案を提出してもかまいません。お急ぎの方も余裕のある方も、ご自分のペースで受講を進めることが出来ます。

受講の概要
- ご入金の確認とともに、教材一式を発送します。教材と受講要領をご覧の上、教材のページ順に解答して、WIEまでお送りください。
- 教材発送の方式は、郵送とEメールによる電送のどちらかをお選びいただきます。電送の場合は、PDF形式のファイルでの送信となりますので、5MB程度のファイルが送受信可能なメールアドレスをご用意ください。
- WIEは答案受付後、通常4~5営業日、最大7営業日以内に添削文を発送します。なおまとめ出しの場合など、必ずしもこの時間内に発送できない場合があります。詳細は「添削所要時間」のページでご確認下さい。
※お急ぎの方は、教材をお求めの上、こちらをご利用下さい。最短48時間で添削します。

- 受講期間中は、メールにて、添削のほか学習上の質問にもお答えします。
- 受験に関する疑問や学習上のハードルなど、学校の先生に相談する感覚で遠慮なくご質問ください。担当講師から、メールか、添削返却時に回答があります。
料金・お申込

講座名:東京芸術大学小論文講座(一般) | 添削問題数 | 料金 | お申込 |
---|---|---|---|
音楽学部音楽環境創造科 | 3年分 | ¥26,000 | |
音楽学部楽理科 | 3年分 | ¥26,000 | |
美術学部芸術科 | 3年分 | ¥26,000 | |
美術学部先端芸術表現科 | 3年分 | ¥50,000 | |
推薦入試・AO入試 | こちら |
※リストにない学部学科は、問題手配依頼小論文でお取り扱いします。
合格者のコメント(クリックで詳細を表示します)
O・Aさん(2020年度東京藝術大学 音楽学部音楽環境創造科)
私は、センターが終わった1月末から受講を始めました。元々文章を書くのは好きでしたが、趣味の範囲で書く文章と、人からの理解が必須となる小論文との違いを突きつけられました。
そうした作文と小論文の違いを、受講の初めに送って頂いた小論文の書き方テキストを読んで理解し、実際に書いて、添削して頂いたことで、痛感しました。かなり厳しく添削して頂き、論理的であるということの難しさに悩まされました。厳しい添削に打ちのめされたことも数多くありましたが、今ではあの苦悩は、本番で納得のいく文章を書くために必要な過程だったと思います。また、受講中に、ここは本当にこうしなければならないのか?、どうしてこうしなければならないのか?と疑問を抱いた時は、逐一質問をしたのですが、いつも的確な答えを返して頂きました。
本番の試験では、自分の伝えたい情熱を忘れずに、WIEの添削で学んだ、論理的であるということを強く意識して書くことが出来ました。
私は、大学で主に研究を志しているので、自分の取り組みとWIEで学んだことは、これからの学びの土台となりました。
最後に、添削して下さった鈴木先生、根気強く指導して頂き、本当にありがとうございました。
S・Sさん(2020年東京藝術大学 美術学部芸術学科合格)
この度、東京藝術大学美術学部芸術学科に合格することができました。私が小論文の対策を始めたのは10月に入ってからで、それまでは小論文を書いたことはありませんでした。
芸術学科の小論文は、数年前から芸術そのもののあり方について問われるような出題形式に変化したため、合格を勝ち取れるほど説得力のある論述が自分にできるのか、かなり不安でした。しかし、最初に送っていただいたテキストを熟読してから一回目の答案を書いて提出すると、「合格圏」という評価をいただくことができました。初めて書いた小論文で高評価をいただいたことは、とても嬉しく、自信につながりました。
私は芸術学科の2次試験は英語・世界史・小論文で受験したのですが、英語と世界史に関してはそれほど得意というわけではなかったので、きっと小論文で周りの受験生に差を付けることができたのだと思っています。最後になりますが、添削を担当していただいた西田先生、本当にありがとうございました。
Y・Oさん(2015年東京藝術大学 音楽学部合格)
私は小論文の対策を始めるのがとても遅く焦っていましたが、初めに送っていただいた冊子に「正しい小論文とは一体なんなのか」ということをとても分かりやすく説明してあり落ち着いて演習を始めることができました。
一度目の添削では基本的なことから丁寧に指摘していただき、自分の考えを多くの人を納得させられる根拠を持って説明するためには、どうするべきなのかを身につけることができました。試験の直前には今までの添削の分も含めて注意点をまとめていただき、落ち着いて本番に挑むことができました。書き終わった時は書けたなという実感がありましたし、時間にも余裕がありゆっくりと見直すこともできました。
私の受けた学科の対策をしてくれる塾はあまり無かったのでWIEを見つけてとても安心しました。添削をしていただいた先生方、本当に本当にお世話になりました。ありがとうございました。
G・Kさん(2014年東京藝術大学 音楽学部合格)
私はもともと文章を書くのが好きだったので、苦手意識はありませんでしたが、WIEのお陰で論文を書くこと、第三者に自分の考えを根拠を持って示す極意を、自分なりに消化できたと思います。他の添削を受けた事こそありませんが、WIEほど緻密な添削をして下さる所はないと断言できます。とにかく隅々まで見てくださいます。
提出した文章に先生は、私の事が嫌いなのか、というほど赤い修正を入れてくださいます。けれど、一つ一つ読んでいくと「なるほど」と毎回目からウロコが落ちていました。本当です。自分の試行錯誤した論文をきちんと見てくださり、例なども交えて、何がいけないのか、どうすればいいのかを、完全な答えは出さずに、ヒントをそこら中に置いていて下さいます。
ネットという環境を利用して行っていたので非常に便利でしたが、一回一回もの凄く疲れました。 そして私は毎回質問を送っていたのですが、それに対しても真摯に向き合ってくださいました。そこで教わった事は、その時の課題だけに止まらず、相手に伝わる文章を書く上でこれからの指針となると思います。
実際本番ではあまり上手く書けなかったのではないかというのが本音です。とても落ち着いて取り組めましたし、時間にも余裕がありましたが、先生がご覧になったら赤ペン祭りだと感じておりました。けれど合格した今、小論文は少なくとも足を引っ張っていないと思います。むしろ小論文で点数が取れていなかったら他にどこで稼ぐのだろうという状況です。
きっとWIEの質の高い教えが私の意識を高めてくれたのだと思います。ですから私が思っているより実際の評価は高いのではないかと……先生の厳しいご指導のお陰です。改めてWIEは他所よりも抜きん出た懇切丁寧なご指導であると痛感致しました。
最後に、菅先生、西田先生、本当にありがとうございました。