春休み~1学期の推薦/総合型入試対策

 学校推薦入試・総合型選抜は、秋入試といわれるようにあと半年ほどで試験日を迎えるところがほとんどです。春休みから1学期の前半で、本格的な対策を始めましょう。

 この段階でみなさんに是非やっていただきたいことは、次の二点です。

step1 志望先の入試で何が判定材料になるのかを知る。
 ほとんどの場合、次の3つが判定材料です。

  1.志望理由書など事前提出書類
  2.小論文試験
  3.面接

 ただし、ときおり例外がありますので、必ず募集要項(最新のものが未公開なら前年度のもの)を確認するようにしましょう。

step2 志望理由書・小論文試験がどのようなものか、概要を知っておく。
 小論文とは何か、どう取り組むべきものなのかを知っておくことが肝心です。WIEでは、次のメニューをご用意しております。

①無料小論文・志望理由書講座
 小論文とはどのようなものなのかについて、最も一般的な出題を例に解説しています。入試において、出題者は何を考えており、受験生はどう対応すればよいかを無料で講義していますので、是非ご覧ください。

②各種教材・テキスト
 ①はもっとも重要な点だけを簡潔に紹介しています。これに対して、WIEの有料テキストでは、小論文の解き方や勉強の仕方などについて、より詳しく体系的に解説しています基礎的な解説から、学部・学科ごとの出題傾向や出題例に即して解説したものなど、多様な教材をご用意しています。これらの教材を通じて、小論文入試の実際を知っていただくことができます。

step3 事前提出書類・小論文入試の基礎演習をしておく
 志望理由書・小論文の書き方を、実際の添削を通じて基本から学べる講座を用意しています。

③推薦・総合型選抜/志望理由書対策

 志望理由書の書き方をテキストで学ぶのと同時に、実際に作成してもらったものを添削します。

④入門小論文講座
 近年の小論文入試では、高校の一般教科をある程度以上学習していることを前提とした出題が増加しています。そのため、2年生終了直後といった早い時期に過去問に取り組んでも、全く歯が立たないといったことになりがちです。
 そこでWIEでは、特定教科の知識を必要としない「入門小論文講座」を用意しています。例年WIEの受講生でめでたく難関大学に合格された方には、この時期に入門小論文講座を受講したという方が大勢おいでです。

step4 実際の出題例を覗いてみる。
 step3で一般的な小論文入試に対する知識と解法の基礎を学ぶと同時に、ご自分の志望先ではどのような出題がされるのかを見ておくことも大切です。
 一口に小論文といってもその出題形式は千差万別です。高校で学ぶ特定教科の知識が必要であったり、課題文が英語であったり、図表の読み取りを要求されたりなど、様々な形式があります。
 実際、過去問を見て解いてみないと、どんな試験対策をすればよいのかわからないというパターンが増えています。本格的な過去問演習は夏休み前後から始めるとして、大まかな出題傾向を知るためにも、とりあえず過去の出題に触れておくとよいでしょう。計画的な試験対策ができるようになります。
 こうした目的にお応えするのが、各大学別対策講座に付属している実力診断です。4・5年前の過去問を解いていただいたものに対して、WIEで添削・評価をします。そして弱点克服のために何をすべきかアドヴァイスします。なお、大学別講座のない大学・学部に対しては、問題持込小論文添削問題手配依頼小論文添削で対応いたします。
 試験直前になって志望先の出題形式に戸惑わないためにも、早い段階で実際の出題例に触れてみましょう。