昇進・昇格試験の解答例18

8) コンプライアンス

課題 ※この文例は小問に答えていく形式となっております。

 4.現在の所属部門と担当業務の概要(異動後間もない者は旧所属部門も併記のこと) 200字程度
 5.担当業務歴と実績(これまで担当した業務を通じて、どのような実績をあげたと考えますか。) 500字程度
 7.自己推薦(管理職への登用申請にあたり、あなた自身のどういう点を推薦しますか。) 400字程度

文例案―製造業総務部門

4 コンプライアンス推進課に、開設当初から所属している。ここでは当時頻発した深刻な事案を受けて、各支社と主要子会社に置かれたコンプライアンス推進責任者の補佐、コンプライアンス違反を予防するための研修の実施、違反発生時の調査・対応とCCOの報告が、当部門の主たる業務である。 
 私はその中で、推進責任者の補佐、当社および主要子会社の社員を対象とするコンプライアンス教育を主として担当している。(193字)

5 ①コンプライアンス研修の実施 継続的な教育活動として、管理職に対する研修・階層別別の研修を担当した。それぞれ研修対象に応じた、実施内容の設定、出席者予定者・受講者の管理、資料準備、実際の運営(インフラ)を行った。さらに、社員の自発的・継続的な教育が実施できるようe-ラーニングのシステムを立ち上げ、実施した。
 いずれも遅滞なく適切に実施できた。新しい方式であるe-ラーニングでは、教材やシステムを一から研究し、実用性的なものとなった。 ②国内主要子会社・海外拠点のコンプライアンス推進活動 主要子会社のコンプライアンス推進担当者、海外拠点のCCOと情報共有を図った。また、子会社のコンプライアンス教育に、講師・教材に関する助言などのサポートを行った。また、不正取引など特に違反が発生しやすい商流を調査・検討し、不適切なものはその改善・解消を図ってきた。
 情報交換の場である各種委員会に適切な資料を配信し、議事録を作成するなど、円滑な運用に貢献できたと自負している。 ③研修成果の検証と課題の洗い出し 設立から2年半、当部門で様々な活動をしてきたが、その実効性の検証が必要になっている。この業務は手をつけたばかりだが、研修内容とその後の事案とを比較することで、課題が見いだされている。(539字)

7 5.の①②で見たように、コンプライアンス教育の実施という部門から与えられた業務を遅滞なく、また出席者・参加者から概ね好評を得て実施することができた。特にe-ラーニングの導入に際して発揮した創意工夫によって、今後管理職として業務計画を立案していく自信を持つことができた。
 今後は、上長の指示を待つだけではなく、自ら克服すべき課題を設定していきたい。具体的には、5.の③で触れたこれまでの研修方法を検証し、課題とその克服策を考えることである。ここまでの調査では、違反事案の総数は研修後も大きくは減少せず、また内容も研修で注意したものが繰り返されている。
 この対策として、研修後との狙いを明確にし、受講者への小テストなどその達成を確認する。そして理解不十分な者には、再受講を義務づける。さらに教材・教育方法も研究が不十分であり、小テストなどの理解度調査に基づき改良を加えていく。その過程で、これまでコンプライアンス教育に携わってきた私の専門性を発揮していきたい。(428字)

◎ここに示した考え方で、文章例を希望される方は模範文例作成で承ります。

◎ここに示した考え方で、ご自分で書かれた文章の添削を希望される方は実用文章添削で承ります。

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