推薦・総合型対策-夏休みにしておきたいこと
夏休みは受験生にとって、志望校との距離を一気に近づける重要な時期ですね。特に推薦入試や総合型選抜での受験を考えている方は、入試時期まで4・5ヶ月での夏休みの過ごし方が、合否を分ける最大の要因と言えるでしょう。
そこで、夏休み無理なく無駄なく過ごすためのポイントを纏めてみました。
0)志望校を絞る
最終的な決定は出願期限までにすればよいのですが、試験対策を行う上で候補を2・3校に絞りましょう。少し高望みかなと思う志望先も、まだ諦めるのは早いですので、候補に残しても構いません。夏休み期間は、オープンキャンパスや体験授業などが多く実施される期間ですので、志望校の情報を得るには良い機会でしょう。
1)志望先の受験科目・提出書類など、必要なものを調べる
推薦・総合型選抜では、高校の課程が終わっていないことが前提ですので、教科の試験ではなく、提出書類(調査書・志望理由書、自己推薦書など)と面接、そして小論文試験の3つで評価をするのが一般的です。以下、それぞれについて見ていきましょう。
①提出書類 提出書類の中で受験生が自分で用意しなければならないものの代表が志望理由書です。しかし同じ志望理由書でも、4~500字程度のものから、大学側からの質問事項に沿って、2,000字も書かなければならないものまであります。
②小論文 これも大学・学部によって実に様々で、課題文(資料)が英語だったり、数学や生物・科学などの特定教科の知識がないと解答不能だったりする場合があります。小論文=国語現代文の作文と考えていると、全く歯が立たない出題形式もあります。また、総合問題といったかたちで一般教科のテストをするものもあります。
③面接 受験者が一人ずつ面接担当者と面談するもの、複数名(3~5名)が同時に入室し同一の質問に答えるもの、グループ討論をさせるものなど、これも多様な形式があります。
このように、大学・学部によって同じ志望理由書・小論文・面接といった同じ言葉のものとに、全く異なる試験を実施しているのが現状です。したがって、志望先何をも読めているかを知って、それに即した受験準備をしなければなりません。
夏休みは、各大学の募集要項が公開される頃です。志望校の候補がある程度絞り込まれてきましたら、実際のどのような試験なのか、各大学のホームページを過去数年分遡って調べ、丁寧に分析しましょう。
2)提出書類書式・過去問を入手する
提出書類については、ほとんどの大学がホームページで前年のものを掲示しています。これを参考にすると良いでしょう。
推薦・総合型選抜の過去問は市販されていない場合が多く、問題集の形で入手するのは困難です。
①大学に請求する。
個人には頒布しないという大学も多いですが、その場合でも入試課の窓口などで直接閲覧させてくれる場合があります。閲覧可能でも撮影やメモが許可されていない場合もあるので注意してください。
②昨年受験した先輩に見せてもらう。
試験問題を持ち帰って良い大学もありますので、身近に前年受験した方がいれば、見せてもらえるかもしれません。また、指定校推薦の場合、大学から高校で過去の出題例を送付している場合があります。これを含め、高校によっては積極的に過去問を集めているところもありますので、在籍校の進路指導担当先生に相談してみると良いでしょう。
WIEの大学別対策講座では、実力診断として数年前の過去問に挑戦していただくサービスを設けています。また、問題手配依頼小論文をご利用いただければ、ご希望の過去問・提出書類書式をwieでご用意した上で、添削指導をいたします。なおWIEに用意のないものでも、問題手配依頼小論文をご利用いただければ手配いたします。
3)本格的な過去問演習に備えて基礎固めをする。
近年、難関校中心に大量の資料を読ませる、複雑な図表を分析させる、英文資料を課す、といった従来の小論文入試問題と比べて、難易度の高い出題が増えています。特に高校の授業を受けていることが前提の出題もあり、夏休み前の段階では、解答困難なものが少なくありません。
この段階でwieがおすすめしているのが、入門小論文講座です。全6回の添削ですので、ゆっくり取り組んだとしても2~3ヶ月で修了できます。小論文の書き方がわからない、自信がないという方にもオススメです。夏休みに入ってからでも、本格的に志望校の過去問演習にとりかかる前に小論文の基礎を固める事ができます。
また、より志望先の出題傾向に即した演習をしたい方には、出題傾向別対策講座をお勧めします。こちらも2~3ヶ月で終了できます。
志望理由書などの提出書類に対しては、志望理由書対策講座がお役に立つでしょう。
4)面接対策としての志望理由書作成
各高校で、模擬面接などの面接試験対策に取り組んでおいでです。wieは通信教育ですので、こうした対策講座はありません。しかし、面接できかれる内容は、提出書類、とりわけ志望理由書に関するものです。したがって、これらの書類を丁寧に作成することで、面接でいろいろ聞かれても十分に対応できるようになります。この点からも、早い段階で志望動機書について考えておくことは有効です。
あるいは、面接で聞かれる内容に対する想定答案を作成しておくのもよいかもしれません。これについては、問題持込小論文講座で添削をいたします。