2026年度入試を振り返って

 4月を迎え、昨年度(2025年4月~2016年3月)にWIEを利用した方の受験結果報告がほぼ出そろいました。弊社の添削を初回提出・再提出合計で5回以上添削を受けた方の志望校合格率は、引き続き7割程度と高い状態でした。

やはり早く対策を始めると有利
 めでたく難関大学に合格された方に共通してみられるのは、余裕を持って受講を開始されていることです。もちろん、推薦入試・総合型選抜対策で10月から、一般入試前期対策で共通テスト終了後から受講された方でも、第一志望に合格された方も少なくありません。それでも、早くから志望校を決め、その対策を進めてきた方の方が、高い合格率となっています。試験前1ヶ月前から取り組んだ方の平均合格率が60%台であるのに対して、それより前から取り組んだ方は80%近い合格率になっています。いずれもまだご報告が続いていますので確定値ではありませんが、この傾向は変わらないと思われます。

残念な結果になった理由
 見事志望校に合格された方の体験は、合格体験記の形でお読みいただけますので、ここでは、残念な結果になった方に多く見られることを述べてみたいと思います。
 WIEに初めて提出された答案をみますと、小論文の基礎ができていない方が、4割程度おいでです。じつは、最終的に志望校に合格された方もそうでない方も、この比率に大きな差はありません。ただ、合格された方は入門小論文から始められる方が多く、これらの方は過去問演習に移る段階では、初歩的なミスはなくなっています。また仮に過去問演習から受講を開始された方も、1回目で基本的な考え方を身につけ、2回目以降では大きなミスをしなくなる方がほとんどでした。
 これに対して、残念な結果に終わった方は、時間がないためにやむを得ないのかもしれませんが、最初の提出した答案の添削結果を待たずに次の答案を提出する、あるいは手持ちの過去問に対する答案を全部一緒に提出する、と言った方がほとんどです。そのため、提出された答案が全て初歩段階でつまずいており、再提出でも十分にそれが克服できないまま受験を迎えています。

今後受講を検討されている方へ
 最近の動向として、在籍校から推薦がもらえるか、共通テストの結果がボーダーラインを超えたか、といった要因が確定するのに時間が掛かり、演習すべき過去問が確定するのが遅くなる傾向が強まっています。それでも、志望先にかかわらず必要になる基礎力を養成しておくなど、できるだけ早い段階から、小論文対策に着手しておくことが、志望校合格を引き寄せることにつながります。


2026年03月03日