中途採用試験の解答例(技術職)

採用試験応募書類(志望動機)

テーマ

○○○○テクノロジーの正社員を目指すにあたって


文例案

①「安全は全てに優先する」を指針に技術者としての良心を常に意識する。

 御社ホームページには「○○○○の部品はどんなに小さなものでも人の命に関わるものですから、高い技術力・正確性が求められます。」とある。私は、○○の利用者としてこの考え方に感銘を受けるとともに、今まで職業生活で信条としてきたことと一致すると考える。

 私が取り扱ってきた宝飾品は、高価なもの、芸術性の高いものが多い。その加工は、些細なミスでも重大結果を招く。××修復などの場合、私たちのミスによっては、××の財産が永久に失われる。私は技術者のとしての良心と誇りを持って、絶えずミスがないようにしてきた。御社でもこの心構えで仕事に臨む。

②たゆまぬ技術向上や工夫が、安全と品質の維持、改善、効率化を促進する。

 技術向上や工夫の意義は、当面の課題解決といった短期の効果だけではなく、次の飛躍に向け、多角的な理解を深めることでもある。したがって、問題解決で終わりにせず、技術の向上や工夫を考え続ける所存である。

 しかし、これが個人的な努力に止まったのでは、不十分である。私の前職である△△の世界では、まず先人たちの技術を学び、その基礎の上に新たな工夫や技術の向上ができる。○○には、膨大な技術の蓄積がある。まずは諸先輩からそれを学びたい。またその過程で、私の経験や考えを伝えたい。こうした社員全体の協力と切磋琢磨によって、様々な技術の組み合わせや工夫が可能になる。

 一方、技術革新が急速な今日、外部に学び、自らの技術水準を正しく把握した上で、その向上を図らなければならない。そのために、●●の都道府県競技会に出場するといった、外部との交流をし視野を広げることも心がけたい。

③常に敬意と感謝の気持ちを持ち、チームを支えることを心がける。

 ○○製造という複雑な仕事は、チームワーク無くしては成り立たない。逆に、優れたチームワークは、困難を克服し不可能を可能にする。御社の掲げる「1+1=無限大」は、チームワークの重要性を指している。

 しかし仕事のチームは、単なる仲良しグループではない。多様な個性が集まり、お互いを補い合いに切磋琢磨していくことが、チームワークである。もちろん、チームワークの前提には、仲間に対する敬意と感謝の気持ちが必要である。また、チーム全体の成果を高めるために、和を尊重し、時には縁の下の力持ちとなって支えることも大切である。

 御社は、女性の技術職採用にも積極的であり、年齢も不問である。これは、多様な個性を受け入れる姿勢である。このような御社で、私の経験と個性を活かし、仲間に感謝の気持ちを持ちチームを支えるよう、心がける。(1100字) 

◎ここに示した考え方で、文章例の作成を希望される方は模範文例作成で承ります。

◎ここに示した考え方で、ご自分で書かれた文章の添削を希望される方は文章添削で承ります。

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