WIEの悪いところ

 世の中に、完璧なものやサービスは存在しません。いかなる高級品でも、どこかにデメリットがあるものです。

そこで、これまでWIEに寄せられたご意見・ご質問や、WIE自身も思い当たることがらを元に、WIEの悪いところとその原因を掲載します。

それなりにキツい。

→ひとえに、力をつけていただくためです。

WIEの添削では、国語的な表現、論理、知識、いずれの誤りも徹底的にチェックします。そのコメントも、オブラートで包んだような回りくどい言い方ではなく、できるだけ明瞭な言葉で説明します。
せっかく一生懸命書いた答案に、こうした厳しいコメントがついて返ってくれば、誰でもがっかりするのは無理もありません。しかし、力をつけるというお客様のゴールを考えれば、これは必要です。なぜなら、誤りは誤り、不足は不足と認めなければ、能力は決して上がらないからです。

また教材の課題も、決して易しいとばかりは言えません。これは過去問講座なら当然ですが、入門その他の講座でも、あるいは難しいと感じることがあるかもしれません。
しかし、いかなる試験問題でも、小論文に必要な要素はそれほど変わりがありません。これらを余すところなく含むように教材を作れば、これまで小論文を未経験だった方には、知らない要素が含まれているわけですから、難しく感じられるのも無理はないのです。
しかし、その難しさに困惑するあまり、必要な要素を含まない講座をご提供するなら、お客様のお役に立つはずがありません。ですからWIEの教材は確かに難しそうに見えますが、投げ出さずにまじめに取り組めば、必要な要素を学び取り、困難を乗り越えられるように作ってあります。

もしお客様が、今のままを評価され、安心したいのなら、WIEの添削は向かないかもしれません。
しかし添削を、よいしょよいしょで「はーい、よく書けたね~」とコメントするなら、話は簡単なのです。でもそれではお客様のためになりません。お客様の答案を真剣に受け止め、次につながる添削にする責務が、WIEにはあるのです。なにとぞ、ご理解ください。

安くない。

→高品質が理由です。

それほど綿密に、他社の価格調査を行っているわけではありませんが、WIEの添削料は、他社と比べて決して安い方ではないと思います。
これは、技量の高い添削者を確保し、十分な量のコメントを書き入れてお返しするには、避けられないコストです。

一般的な添削は、誤字脱字のチェックと、数カ所に傍線を引いて、全体で10行程度のコメントが入りますから、学生バイトやいわゆる「パートのおばさん」、塾講師の副業でも、短時間でこなすことができます。

しかしWIEのコメント量は非常に多いので、熟練した添削者でも1本こなすのに1~2時間はかかります。しかも添削は2人体制で行い、互いにチェックしながら「これ以上コメントできない」レベルに仕上げます。こうしたことから、安くは出来ないのです(≫一般的な添削とWIEの添削の比較)。

しかし、このような声も頂いています。

適切なご指導本当にありがとうございました。通信教育ながら、非常に高額な(!)予備校以上に、親身になって教えて下さったと思います。

コストパフォーマンスの点で、決して法外な価格ではないと、WIEが考えるゆえんです。

添削には、模範文例が付かない。

→受からなくなるからです。

このご意見はしばしば頂きます。しかし「模範解答」なるものになじめばなじむほど、合格は遠ざかりますから、あえて付けていません。

実は「模範解答」を示して、「ここがちがう、ここもダメ」とコメントした方が、WIEにとってはラクです。それをしないところが、コスト重視の他の添削と違うところです。

(別のところで受けていたのは)添削者の「タネ本」「模範解答」を元にした感想ばかりで、どこを改善すればよいのか、どこで減点されているのかがほとんど指摘されていませんでした。

WIEの添削は、決まった「正解」と違うことを指摘するものではありません。「考え方が誤っている」「答案を書く方法が間違っている」ことを指摘し、どのように考えるべきか、どうすればいいのかを指導するものです。

添削コメントをよく読み考えることによって、今までの私は、小論文というものが全然分かっていなかったことに気が付きました。

覚える事ではなく、書けるようになることを目指すのですから、こうするほかありません。小論文に「ただ1つの正解」があると考えること自体、何かの間違いです。これにつき詳細は、「模範解答」の落とし穴・に記してありますので、ご覧下さい。

なお、単独添削や、再添削でも答案のレベルが合格圏に達していない場合は、再度答案を拝見できないことがありますから、模範解答やその骨子を付けてお返しすることもあります。この場合は、他に効果のあるコメントの方法がありませんから、例外として理解して下さい。

書籍の紹介を(積極的には)しない。

→お客様にとって有害だからです。

これもWIEの添削経験からのポリシーです。「本を読んで知識を蓄えておけば受かる」というのは全くの誤解だからです。

例えば大学入試の場合、必要な知識は高校の教科の範囲内です。これで十分なのです。それなのに、ただでさえ時間がない受験生に、時間がかかる「本を読め」と言うのは、受験生に負担をかけるばかりか、添削者の怠慢でもあると思います。

「高校の知識で合格できる」とWIEに基準を示していただいたことで、不必要にたくさんの参考書、本、新聞などを読みあさらずにすみました。

実際に、高校などの日常生活の中で身に着けた知識で、SFCに合格できました。

ビジネス論文の場合も同様です。評価される文章の要素は、普段の業務のなかにあるのであって、余計な知識をいくら蓄えようとも、ほとんど役には立たないのです。必要なのは、ご自身の仕事を見つめ、よく考えることであって、知識でなんとかしようとすればするほど、合格は遠のきます。

とはいえWIEは、無用な読書を勧めないだけであって、必要と判断されたら紹介しますし、知識の教授をしないということではありません。必要があれば本に任せるのではなく、添削コメントの中でびっしりと書きます。

(**点という形では)点数を付けない。

→無意味ですし、お客様にとって有害だからです。

「点数が知りたい」というのは、小論文について非常に幅広く浸透している誤解によります。小論文に点数はありませんし、あってもほとんど意味がありません。これはWIEの独断ではなく、例えば大学入試について言うなら、大学の先生方に対する聞き取りは、一致してこれを支持しています。
またWIEは企業様から、昇進試験の採点業務をおまかせ頂いていますが、「これこれの要素を達成しているかどうか判断してくれ」とご用命頂くことがほとんどで、1ケタ単位で点数を求められることは希です。

小論文の評価、点数付けは、原理的に「合格」と「不合格」しかないことを、知っておいて下さい。「あと*点がんばればいい」という考え方をしていると、どんどん合格が遠のきます。これにつき詳細は、「小論文対策のおおざっぱな原則」・に記してありますので、ご覧下さい。

従ってWIEでは、「合格圏」かそうでないかという評価は付けますが、1点単位で点数を付けることをしません。志望先や設問が要求している事柄を満たせば合格なのですが、どうなれば「満たしている」と言えるのかは、まさに志望先や設問によってさまざまです。逆に言えば、これを見極めた上で指導を行うのが、WIEの仕事になるわけです。

・講座開始のご案内 (2017/3/22)  ≫詳細