原稿用紙の使い方

文字はきれいに

文字があまりに汚いと、読み手はやる気をなくし、書き手への印象を悪くしてしまいます。もしご自分が悪筆だと思うなら、それを意識して丁寧に書きましょう。丁寧な文字には、書いた人が知的で誠実であるように思わせる効果さえあります。

書き出しは1文字分下げる

マス目の追い込み

罫線紙の場合の追い込み

※原稿用紙も罫線紙も、原則は、読んで声に出す文字やー(オンビキと言います)は必ず1マス使い、声に出さない句読点・かっこは、行末に来たら詰めるのです。

読点について

読点とは、「意味の切れ目を示し、文章を読みやすくするための点」です。これも、正確に使わなければ読み手を混乱させてしまうおそれがあるため、注意が必要です。
例えば、「美しき水車小屋の娘」は、「水車小屋に居る美しい娘」という意味でしょうか、それとも「美しい水車小屋に居る娘」なのでしょうか? どちらの意味にも取れてしまい、このままでは書き手の真意が読み手に正確に伝わりません。このような問題を防ぐために、読点を用いるわけです。
ここでは、「美しき、水車小屋の娘」とすれば、娘が美しいことになり、「美しき水車小屋の、娘」とすれば、水車小屋が美しいのだと、誰にでも理解できるようになります。

あるいは皆さん、このような話は既にご存じかもしれませんね。しかし、知識として知っているのと、「使える」のとは全く別のお話です。
いざやってみると、読点の入れ方は簡単なようでなかなか難しいものです。やはり、何度も文章を書いて人に見せるという訓練(つまり「添削」ですね)を繰り返さなければ、なかなか使いこなせるようにはなりません。

ここでも、以下に示すのは簡単な原則だけです。具体的なノウハウは、残念なことに添削でしかお教えできないのです。このことを念頭において、答案作成に取り組んでください。

なお、読点の多い少ないを見分けるには、文章を声に出して読んでみるなどの方法があります。
その時に自然に息継ぎをする箇所が、読点を打つべき箇所だということですね。
これは実際の試験場では役に立たないでしょうが、それまでの訓練の段階で「読点のカン」を養う際には有効な方法だと思われます。
余裕があれば、是非試してみて下さい。

・講座開始のご案内 (2017/6/6)  ≫詳細